「東京でも大きい松ぼっくりって拾えるの?」と気になっている方へ。
実は、都心の公園や大学キャンパスにも、巨大な松ぼっくりで知られる大王松(だいおうしょう)が植えられているスポットがあるんです。
この記事では、東京で大きい松ぼっくりが拾えるおすすめの場所や、拾うベストシーズン、見つけるコツをわかりやすくまとめました。
さらに、拾った松ぼっくりの下処理方法や、クラフト・インテリアとしての活用アイデアも紹介。
自然を感じながら「宝探し」気分で楽しめる、松ぼっくり拾いの魅力をたっぷりお届けします。
東京で大きい松ぼっくりが拾える場所【最新版】

東京でも「大王松(だいおうしょう)」のような大きい松ぼっくりを拾える場所は意外と多くあります。
ここでは、アクセスしやすく、実際に拾えた報告がある代表的なスポットを紹介します。
新宿御苑|都心で出会える大王松スポット
新宿駅から徒歩圏内にある新宿御苑は、都内で最も有名な大王松のスポットです。
園内の「日本庭園エリア」付近には大王松が数本植えられており、秋から冬にかけて落ちた松ぼっくりを見つけることができます。
朝の散歩タイムに訪れると、落ちたての松ぼっくりに出会える確率が高いです。
また、スタッフの方に尋ねると大王松の場所を教えてもらえることもあります。
アクセス | JR・東京メトロ「新宿駅」南口から徒歩10分 |
---|---|
見頃時期 | 10月中旬~12月上旬 |
注意点 | 園内での持ち帰りはスタッフの許可を得てから |
東京大学本郷キャンパス|研究の森で松ぼっくり探し
東京大学の本郷キャンパスは、意外にも自然が豊かな“松ぼっくり穴場スポット”です。
正門から赤門周辺にかけて、研究用に植えられた大王松が見られます。
学生以外でも見学できるエリアがあり、秋には地面に落ちた松ぼっくりを観察することができます。
ただし、大学敷地内での採取は禁止されている場合があるため、拾う前に必ず確認しましょう。
アクセス | 東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」から徒歩5分 |
---|---|
おすすめ時間 | 平日の午前中(人が少ない時間帯) |
備考 | 敷地内の案内プレートで「大王松」を確認 |
小金井公園・石神井公園|家族連れに人気の自然エリア
郊外でのんびり松ぼっくり拾いを楽しみたい方には、小金井公園や石神井公園もおすすめです。
どちらの公園にも多種多様な松が植えられており、秋には大小さまざまな松ぼっくりが落ちています。
木の根元や芝生の端をゆっくり歩いて探すと、意外な場所で大王松が見つかることもあります。
家族連れでも安全に楽しめる広々としたエリアなので、ピクニックと合わせて楽しむのもおすすめです。
小金井公園アクセス | JR中央線「武蔵小金井駅」からバス5分 |
---|---|
石神井公園アクセス | 西武池袋線「石神井公園駅」から徒歩7分 |
おすすめ時期 | 11月上旬~12月初旬 |
大王松(だいおうしょう)の松ぼっくりとは?特徴と魅力
大王松(だいおうしょう)は、北アメリカ原産の巨大なマツで、日本国内では植物園や大学キャンパスで見ることができます。
ここでは、その松ぼっくりの特徴や他の松との違いを詳しく紹介します。
他の松ぼっくりとどう違う?サイズと形の比較
大王松の松ぼっくりは長さ20~30cmにもなり、一般的なアカマツ(約5cm)やクロマツ(約7cm)とは比べものにならないサイズです。
見た目はまるでパイナップルのようで、初めて見ると驚く人も多いです。
鱗片(うろこ状の部分)が厚く重なっており、乾燥するとパリッと音を立てて開きます。
その存在感は「松ぼっくり界の王様」と呼ぶにふさわしいほどです。
種類 | 大きさの目安 | 特徴 |
---|---|---|
アカマツ | 3~5cm | 小さく軽い |
クロマツ | 5~7cm | やや長めで硬い |
大王松 | 20~30cm | 巨大で重厚感あり |
国内で見られる大王松の生育環境と植栽場所
大王松は暖かく湿度のある地域を好むため、東京以南の植物園や大学構内に多く植えられています。
主な植栽スポットには、新宿御苑・東京大学・大阪市立長居植物園・神戸市立森林植物園などがあります。
国内ではまだ珍しいため、見つけたらぜひじっくり観察してみましょう。
ただし、公園や施設によっては採取禁止の場所もあるため、現地ルールの確認を忘れないようにしてください。
原産地 | 北アメリカ南東部 |
---|---|
日本での主な植栽地 | 東京・大阪・兵庫・鹿児島など |
別名 | ロングリーフパイン(Longleaf Pine) |
松ぼっくり拾いのベストシーズンとタイミング

大きい松ぼっくりを拾うなら、「いつ行くか」がとても重要です。
この章では、季節ごとの特徴と狙い目のタイミングを詳しく解説します。
最も拾いやすい季節と時間帯
大王松の松ぼっくりが地面に落ちやすくなるのは、10月中旬から12月中旬ごろです。
この時期は乾燥しており、松ぼっくりの鱗片(うろこ状の部分)が開きやすく、形の整った個体を拾うチャンスが増えます。
午前中の早い時間帯に行くと、まだ人が少なく、落ちたばかりの松ぼっくりを見つけやすいです。
休日よりも平日の午前中を狙うのがコツです。
おすすめ時期 | 10月中旬~12月中旬 |
---|---|
おすすめ時間帯 | 朝8時~10時ごろ |
特徴 | 乾燥した晴れの日に多く落ちる |
台風や強風の翌日はチャンス
松ぼっくり拾いの“裏ワザ”として知られているのが、台風や強風の翌日に行くことです。
強い風で高い枝から一気に落ちるため、普段よりも数が多く、しかも大きい松ぼっくりが見つかる確率が上がります。
風が吹いた翌日は「自然が落としてくれた日」と考えて出かけると効率的です。
ただし、倒木や落枝がある場合もあるので、安全確認をしながら探しましょう。
狙い目の日 | 台風通過後・春一番の翌日など |
---|---|
注意点 | 足元の落枝・ぬかるみに注意 |
持ち物 | 軍手・袋・滑りにくい靴 |
雨の日に避けたい理由と注意点
雨の日や湿気の多い日は、松ぼっくりが閉じてしまうため避けた方が良いです。
湿った状態ではカビや虫の原因にもなりやすく、保存にも不向きです。
拾うなら、雨上がりの翌日など、しっかり乾いた状態を選びましょう。
雨の日は足元も滑りやすいので、安全面でも晴れの日がベストです。
避けたい条件 | 雨天・湿度が高い日 |
---|---|
おすすめ条件 | 晴天・風が吹いた翌日 |
ポイント | 松ぼっくりが自然に開いているタイミングを狙う |
拾った松ぼっくりの下処理と保存・クラフト活用法
拾った松ぼっくりは、そのまま放置せずにきちんと下処理することで長く楽しめます。
この章では、虫食い防止やクラフトへの活用法までをわかりやすく解説します。
虫食いやカビを防ぐ煮沸・乾燥のコツ
松ぼっくりの間には小さな虫やカビの胞子が潜んでいることがあります。
拾ってきたら、まず煮沸消毒をして衛生的に保ちましょう。
鍋に松ぼっくりがかぶる程度の水を入れ、沸騰してから5分ほど煮ます。
煮たあとは新聞紙の上に並べ、風通しの良い場所で2~3日しっかり乾かします。
完全に乾燥させると鱗片が自然に開き、美しい形を保てます。
煮沸時間 | 約5分(沸騰後) |
---|---|
乾燥方法 | 自然乾燥・直射日光は避ける |
注意点 | 完全に乾くまで保管しない |
クラフト・インテリアへのアレンジアイデア
大きい松ぼっくりは、クラフトやインテリア素材としても人気があります。
リースやオーナメント、玄関飾りなどに使えば、季節感あふれるナチュラルな雰囲気を演出できます。
アロマオイルを垂らして香りづけするのもおすすめです。
拾った松ぼっくりをそのまま飾るだけでも、自然の温かみを感じられます。
おすすめ活用例 | 特徴 |
---|---|
クリスマスリース | 大きさを活かして豪華な印象に |
アロマディフューザー | 香りづけしてリラックス空間に |
子どもの工作 | ペイントしてオリジナル作品に |
長く保存するための保管方法
松ぼっくりを長く楽しむには、保管環境が大切です。
乾燥後は紙袋や密閉容器に入れて、直射日光や湿気を避けましょう。
防虫剤を少量入れると虫の発生を防げます。
湿気が多い時期は新聞紙に包んで保管すると安心です。
定期的に点検してカビや変色がないかチェックすると長持ちします。
保存容器 | 紙袋・密閉ボックス |
---|---|
保管場所 | 日陰・湿気の少ない場所 |
ポイント | 防虫剤・新聞紙を活用 |
松ぼっくり拾いをもっと楽しむためのコツ

松ぼっくり拾いは、ただ集めるだけでなく、自然を感じながら楽しむことが大切です。
ここでは、親子や友人と一緒に満喫するためのポイントを紹介します。
子どもと一緒に体験する自然学びの魅力
松ぼっくり拾いは、子どもにとって自然とのふれあいを学べる貴重な体験です。
「どこに落ちているの?」「どうして開いたり閉じたりするの?」といった疑問から、観察力や好奇心が育ちます。
親子で一緒に探せば、自然の仕組みや季節の変化を体で感じられます。
拾った後にクラフトや工作を楽しむことで、学びと遊びがひとつになります。
体験の魅力 | 自然観察・学び・親子のコミュニケーション |
---|---|
おすすめ対象 | 幼児~小学生の子どもとその家族 |
準備物 | 袋・軍手・観察ノート |
SNS映えする写真・投稿のポイント
松ぼっくり拾いの楽しみは、拾う瞬間だけではありません。
お気に入りの松ぼっくりを写真に撮ってSNSに投稿するのも人気です。
背景に木漏れ日や手のひらを入れると、サイズ感や温かみが伝わります。
「#大きい松ぼっくり」「#東京自然さんぽ」などのハッシュタグをつけると共感が広がります。
撮影ポイント | 自然光・木漏れ日・背景に芝生 |
---|---|
おすすめ構図 | 手のひらに乗せて撮る・地面に並べる |
人気ハッシュタグ | #大きい松ぼっくり #松ぼっくり拾い #東京自然さんぽ |
ルールを守って拾うためのマナー
松ぼっくり拾いを楽しむうえで最も大切なのは、ルールとマナーを守ることです。
施設によっては持ち帰りが禁止されている場所もあります。
現地の案内板やスタッフの指示に従いましょう。
他の利用者や自然環境に配慮し、枝を折ったり木を傷つけたりしないことも大切です。
みんなが気持ちよく楽しめるようにすることが、自然体験の第一歩です。
守るべきルール | 拾ってよい場所か確認・枝や根を傷つけない |
---|---|
禁止事項 | 無断での採取・敷地外への持ち出し |
意識したいこと | 自然を大切に・他の来園者への配慮 |
まとめ|東京で大きい松ぼっくりを拾うならここへ行こう
この記事では、東京で「大きい松ぼっくり(大王松)」を拾える場所や楽しみ方を紹介しました。
新宿御苑・東京大学本郷キャンパス・小金井公園など、都内でも自然の中で探せるスポットが多数あります。
ベストシーズンは10月中旬~12月中旬で、朝の時間帯や風の翌日が狙い目です。
拾った松ぼっくりは煮沸・乾燥してクラフトやインテリアに活用すると、長く楽しめます。
親子や友人と一緒に、自然の中で宝探しのような体験をしてみてください。
きっと、「こんなところに松ぼっくりが!」という小さな感動が待っています。
おすすめスポット | 新宿御苑・東京大学本郷キャンパス・小金井公園 |
---|---|
ベストシーズン | 10月中旬~12月中旬 |
楽しみ方 | 観察・クラフト・SNS投稿 |