波に磨かれて生まれる「シーグラス」は、自然が作り出す小さな宝石のような存在です。
海辺を歩いていると、光を受けて輝くガラス片を見つけることがありますよね。
そんなシーグラスをもっと楽しみたい方に向けて、この記事では関東でシーグラスが拾えるおすすめの海岸を厳選して紹介します。
神奈川の鎌倉・葉山エリアから、千葉の幕張・保田海岸まで、アクセスしやすく初心者にもぴったりのスポットを網羅。
さらに、拾うときのマナーや注意点、季節ごとのコツ、拾った後の楽しみ方も詳しく解説します。
休日にちょっと海まで足を伸ばして、“海の宝探し”をしてみませんか?
シーグラスとは?海の宝石が生まれる仕組み

まずは、シーグラスとはどんなものなのかを見ていきましょう。
海の宝石とも呼ばれるシーグラスがどのようにできるのか、その魅力を知ることで拾う楽しみがより深まります。
シーグラスの正体とでき方
シーグラスとは、もともと海に流れ着いたガラスの破片が、波に揉まれて角が取れ、すりガラスのように変化したものを指します。
瓶やコップなどのガラス製品が割れて海に流れ出し、長い年月をかけて波と砂に磨かれることで、角が丸くなり、曇りガラスのような柔らかい質感になります。
この自然が生み出す過程によって、ひとつとして同じ形のない世界にひとつだけの宝石が誕生するのです。
以下の表は、シーグラスの生成過程を簡単にまとめたものです。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| ① ガラスの破片が海に流れ着く | 瓶やガラス製品などが波打ち際に到達する。 |
| ② 波と砂による摩耗 | 波の力で転がされ、角が丸くなっていく。 |
| ③ 長い年月を経て完成 | 曇りガラスのような質感を持つシーグラスとなる。 |
珍しい色のシーグラスの見分け方
シーグラスにはさまざまな色がありますが、その多くは透明・緑・茶色の3色です。
これは、もともとの素材が瓶や食器などの一般的なガラスであることが多いためです。
一方で、青・紫・ピンク・赤などのレアカラーは、古いガラス製品や装飾品などが由来のことが多く、見つかる確率が非常に低いのが特徴です。
拾ったときに太陽の光にかざしてみると、色の違いや透け感を楽しむことができます。
まるで自然が生み出した宝石のような輝きを感じられるでしょう。
シーグラス拾いの魅力と楽しみ方
シーグラスを拾うことは、単なる散歩ではなく、まるで宝探しのようなワクワク感を味わえる体験です。
ここでは、拾ったシーグラスの楽しみ方や、自分だけの作品に活かすアイデアを紹介します。
アクセサリーやインテリアに活かすアイデア
拾ったシーグラスは、さまざまな形で活用できます。
たとえば、ハンドメイドのピアスやペンダント、ブレスレットなどのアクセサリーにすると、自然の風合いを楽しめる作品になります。
また、ジェルキャンドルやキャンドルホルダー、箸置きといったインテリア雑貨にもおすすめです。
光にかざすと色が透け、部屋の中に海の雰囲気を感じさせてくれます。
| 活用アイデア | 内容 |
|---|---|
| アクセサリー | ピアス・イヤリング・ペンダントなどの装飾品に。 |
| インテリア | キャンドルホルダーやジェルキャンドルに封入して幻想的に。 |
| DIYアート | フォトフレームやステンドグラスの装飾として。 |
写真映えするシーグラスの撮り方
せっかく拾ったシーグラスは、写真に残すのも楽しいですよね。
おすすめは、太陽光がやや斜めに差し込む朝や夕方の時間帯に撮ること。
自然光がシーグラスを透かし、柔らかい陰影がつくことで、まるで本物の宝石のように見えます。
背景に砂浜や波打ち際を入れると、より海の雰囲気が引き立ちます。
自然光+砂浜背景が、SNSでも映える撮影の黄金コンビです。
シーグラス拾いのマナーと注意点

シーグラス拾いは自然を楽しむレジャーのひとつですが、環境保全や安全面の意識も大切です。
ここでは、ビーチコーミング(浜辺で漂着物を拾う活動)を安全かつマナー良く楽しむためのポイントを紹介します。
海岸で拾ってはいけないもの
シーグラスを拾う際に気をつけたいのが、「拾ってはいけないもの」を知っておくことです。
特に国立公園や自然公園では採取禁止の区域があり、鉱物や貝殻、サンゴなどを採取することが法律で制限されています。
また、海岸法第8条では、砂や石を採取する場合には海岸管理者の許可が必要と定められています。
シーグラスはガラス片なのでグレーゾーンではありますが、自然環境を守る意識をもって、必要以上に採らないことが大切です。
| 拾わない方が良いもの | 理由 |
|---|---|
| サンゴ・貝殻・石など | 自然保護や採取制限があるため。 |
| 砂や土 | 海岸法により採取には許可が必要。 |
| 大量の漂着物 | 環境への影響やゴミ問題につながる。 |
安全にビーチコーミングを楽しむための持ち物リスト
海岸では思わぬ危険が潜んでいます。割れたガラス片や錆びた金属片などを踏むこともあるため、事前の準備が欠かせません。
以下の持ち物をチェックしておくと、安全にシーグラス拾いが楽しめます。
| 持ち物 | 目的・ポイント |
|---|---|
| 軍手・手袋 | ケガ防止。ガラス片を直接触らないように。 |
| トング・ピンセット | 安全に拾うための便利アイテム。 |
| タオル・ウェットティッシュ | 拾った後の手やシーグラスを拭く。 |
| 透明の小瓶や袋 | 拾ったシーグラスを分けて保管。 |
| 帽子・日焼け止め | 紫外線対策を忘れずに。 |
| 潮見表アプリ | 満潮時は危険なので事前に確認。 |
特に潮の満ち引きを確認して行動することは大切です。
満潮時に海岸が狭くなるエリアもあるので、干潮時を狙うのが安全でおすすめです。
シーグラスが拾える関東のおすすめ海岸
ここからは、関東で実際にシーグラスが拾えると話題の海岸をエリアごとに紹介します。
アクセスの良さや拾いやすさを比較しながら、自分に合った場所を見つけてみましょう。
【神奈川】鎌倉・逗子・葉山エリア(由比ヶ浜/材木座/長者ヶ崎/森戸海岸)
神奈川県の湘南~葉山エリアは、都心から日帰りでも行ける人気のシーグラススポットです。
特に由比ヶ浜と材木座海岸は、鎌倉駅から徒歩やバスでアクセスでき、SNSでも多くの発見報告があります。
また、長者ヶ崎海岸や森戸海岸では、貝殻や流木なども一緒に見つかるため、ビーチコーミング全体を楽しみたい人におすすめです。
| 海岸名 | 所在地 | 最寄り駅・IC | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 由比ヶ浜 | 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜 | 鎌倉駅/由比ヶ浜駅 | 観光地としても人気、シーグラス・貝殻が豊富。 |
| 材木座海岸 | 神奈川県鎌倉市材木座 | 鎌倉駅→バス | 人が少なく落ち着いた雰囲気。 |
| 長者ヶ崎海岸 | 神奈川県葉山町下山口 | 新逗子駅→バス | レアカラーのシーグラスが見つかることも。 |
| 森戸海岸 | 神奈川県葉山町堀内 | 逗子駅→バス | 夕日の名所としても有名。 |
【神奈川】横須賀エリア(燈明堂海岸)
横須賀市の燈明堂海岸は、関東の中でも特にシーグラスの量が多いことで知られています。
潮の流れの関係で、ガラス片やタイル片が打ち上がりやすく、まさに“シーグラスの聖地”と呼ばれるほど。
アクセスはやや不便ですが、静かな環境でじっくり探したい方にはぴったりです。
| 海岸名 | 所在地 | 最寄り駅・IC | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 燈明堂海岸 | 神奈川県横須賀市西浦賀 | 京急久里浜駅→バス | シータイルやカラフルなシーグラスが拾える。 |
【千葉】房総半島・内房エリア(保田海岸)
千葉県の保田海岸は、内房エリアでも有名なシーグラススポット。
波が穏やかで、比較的拾いやすい場所として人気があります。
SNSでは「10分でこんなに拾えた」との投稿も多く、家族連れにもおすすめです。
| 海岸名 | 所在地 | 最寄り駅・IC | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 保田海岸 | 千葉県鋸南町保田 | JR内房線 保田駅 | 広い砂浜で見つかりやすく、拾いやすい。 |
【千葉】東京湾エリア(幕張の浜/検見川の浜)
都心からアクセスが良いのが幕張の浜と検見川の浜です。
京葉線沿線で電車でも行きやすく、海浜幕張駅から徒歩でアクセス可能。
レアカラーは少ないですが、気軽にシーグラス拾いを体験したい方には最適です。
| 海岸名 | 所在地 | 最寄り駅・IC | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 幕張の浜 | 千葉県千葉市美浜区美浜 | 海浜幕張駅 | アクセス抜群で初心者におすすめ。 |
| 検見川の浜 | 千葉県千葉市美浜区磯辺 | 検見川駅 | 静かでゆったりと探せる。 |
シーグラスをより楽しむためのコツ

せっかくシーグラス拾いをするなら、より多く、より美しいものを見つけたいですよね。
ここでは、季節や時間帯などによって変わる拾いやすさの違いや、持ち帰った後のケア方法を紹介します。
季節や時間帯による拾いやすさの違い
シーグラスが拾いやすい時期は、実は冬から春にかけてです。
この時期は海が荒れる日が多く、波が強いため、海底に沈んでいたガラス片が砂浜まで運ばれやすくなります。
また、潮の満ち引きでいえば干潮の時間帯が狙い目です。
潮が引くと普段は海の中に隠れている部分が現れ、拾える範囲が広がります。
以下の表に、季節や時間帯ごとのおすすめ条件をまとめました。
| 条件 | おすすめ理由 |
|---|---|
| 季節:冬~春 | 波が強く、シーグラスが打ち上げられやすい。 |
| 時間帯:干潮時 | 普段見えない範囲まで探索できる。 |
| 天候:晴れの日 | 光で色が見えやすく、探しやすい。 |
また、拾うコツとしては、砂浜よりも波打ち際の少し上あたりを歩くのがポイントです。
波で打ち上げられた漂着物が溜まりやすく、シーグラスも見つけやすいラインです。
持ち帰ったシーグラスの洗い方と保存方法
拾ったシーグラスは、きちんと洗って乾かすことで長く美しく保てます。
海水や砂をそのままにしておくと白く濁ったり、カビの原因になることもあるため注意が必要です。
以下の手順で丁寧にケアしてあげましょう。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① ぬるま湯で洗う | 砂や塩分をしっかり落とす。ブラシを使うと効果的。 |
| ② 乾いた布で拭く | 水気を完全に取る。自然乾燥でもOK。 |
| ③ 日陰で乾燥させる | 直射日光に当てると退色の原因になるため注意。 |
| ④ 保存容器に入れる | ガラス瓶や小箱に入れてディスプレイするのもおすすめ。 |
保管時には、湿気を避けることも大切です。
防湿剤を入れたり、風通しの良い場所に置くと長持ちします。
透明な瓶に入れて窓際に飾ると、光を通してまるで本物の宝石のように輝きます。
まとめ|関東でシーグラスを拾って“海の宝探し”を楽しもう
この記事では、関東でシーグラスが拾える場所と、拾う際の注意点・楽しみ方を紹介しました。
シーグラスは、海に流れ着いたガラスが波や砂に磨かれてできる自然のアートです。
見つけた瞬間の喜びは、まさに海からの贈りものといえるでしょう。
関東では特に、神奈川の「燈明堂海岸」や千葉の「保田海岸」などが人気スポットです。
拾う際は、マナーを守りながら、季節や時間帯を工夫して探してみてください。
ひとつひとつ違う形や色のシーグラスを集めて、自分だけの“海の宝探し”を楽しんでみましょう。
| おすすめエリア | 特徴 |
|---|---|
| 神奈川エリア | 由比ヶ浜・材木座・燈明堂海岸など、有名スポット多数。 |
| 千葉エリア | 保田海岸・幕張の浜など、アクセスの良さが魅力。 |

